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2008/05/13 火曜日 18:38:16 JST
10月の法話 ピンチはチャンス/倉橋観隆

 今年の夏も昨年以上の猛暑が日本を襲いました。その夏真っ盛りの中で一陣のさわやかな風を送ってくれる行事が幾つかあります。その一つが甲子園球場で開かれる全国高校野球です。

 昨年はハンカチ王子こと早稲田実業の斉藤投手と駒大苫小牧の田中投手が話題を集めました。今年は特待生制度で揺れた高校野球界にあって地元生徒でチームを作る佐賀県代表の県立佐賀北高校が優勝しました。

 佐賀北は延長戦再試合を含め、毎試合、接戦に次ぐ接戦の末、初の深紅の大優勝旗を手にしました。このチームは負けていても決して最後まで試合を諦めない粘り強さが勝因の一つに上げられています。この精神力はどこで養われたのか、実はこの詩にもその秘密があったそうです。

 「ピンチの裏側」
 神様は決してピンチだけをお与えにならない
 ピンチの裏側に必ずピンチと同じ大きさのチャンスを用意して下さっている
 愚痴をこぼしたりやけを起こすとチャンスを見つける目が曇りピンチを切り抜けるエネルギーさえ失せてしまう
 ピンチはチャンス
 どっしりかまえてピンチの裏側に用意されているチャンスを見つけよう

 この詩は野球部の部室の壁に書かれていて毎日全員で大きな声で読んでいたそうです。これは福岡の山本良樹という詩人の作品で監督さんが掲示したとのこと。

 「ピンチの裏には同じだけのチャンスがある」
 「愚痴をこぼしたりやけを起こすと目が曇る」

 まさに私達の信仰生活にも通じる言葉ではないでしょうか。

 日蓮大聖人のご生涯も法難というピンチに次ぐピンチの連続でした。ですが、大聖人はピンチの時こそ仏様から与えられたお題目を弘める為のチャンスと受け止め、決してひるむことはありませんでした。私達もお題目のバットを打ち振るってピンチをチャンスに換え、人生の優勝旗を手にしようではありませんか。 

最終更新日 ( 2007/10/02 火曜日 13:14:47 JST )