先日、久々に健康診断を受けた。以前は毎年受けていたのだが、ここ最近はずいぶん足が遠のいていた。

 忙しさにかまけてというのもあるが、もし自分が気付かないうちに重大な病気にかかっていたらどうしようという、怖さもあったのだと思う。

 健康診断自体が終わってもしばらくはそわそわと落ち着かない。その場で全ての結果が出れば良いのだがしばらく時間がかかる検査もあるからだ。

 「いただきます」
食べ物を前にしてそう言えるとき、とても幸せなひとときです。
一日の仕事を終えて、家族そろって食卓を囲む時の楽しさはまた格別なものがあります。

 でも、その食事を準備するというのは中々大変なことです。

 山紅葉が彩りを増す季節。朝晩の冷気は身を引き締めるが、昼間の陽気は眠気を誘う。

 私たちは読経の時、木鉦(もくしょう)を使うが、木魚を使うこともある。

 木鉦はカンカンと響くが、木魚はポクポクと実にのどかな音で眠りを誘う。
木魚は文字通り魚を丸くしたような形をしている。魚のようにいつも目を開けてつむらないようにとの戒めからできた形だという。

 この夏、爽やかなお話を聞いた。今年金婚式を迎えたMさんは、五十年間連れ添ったご主人やお孫さんまで、一族そろって信州へ親族旅行に出かけた。その途中、ご子息たちの案内で、しゃれた洋風の建物に入った。そこにはウェディングドレスが並んでおり、

「おばあちゃん、どれがいい?」

 孫娘が聞いた。

 ああこの子も近く結婚することになったのか、と納得しながら、これはどう