新年明けましておめでとうございます。

 私は、昨年一昨年と冬の間は、千葉県中山にある日蓮宗大荒行堂の副伝師に就任し、行僧とともに寒一百日間の修行生活を過ごしており、久方に能勢でお正月を迎えました。

 「ようやくここまでたどり着いた」

 フォーマルドレスを身につけ、ワインレッドのつば広帽子を被った私。遠方の友人の結婚披露宴に招かれた帰りのこと。いつになくおしゃれをしたものの、両手にはたくさんの引き出物がぶら下げられて、もうこれ以上歩くこともできないほどに疲れ果てていた。

 まだ宅配便がなかった、三十年も前のことだ。でも忘れもしない。

 なぜか心がうきうきするような今日の一日でした。何かいいことがあったのかしら。
思い起こしてみると、運転免許証の更新手続きで、眼鏡等の条件が解除されたことでした。

 近視が治ったということですが、どうも老眼が進んできたためらしい。決していいことではないのだけど、何となく、目が良くなったと誉められたような気になったようです。

 賞味期限が過ぎた牛乳を使ったシチューが夕食に並んだことを思い出す。
「いま食べたシチューに使った牛乳は賞味期限切れ」「加熱したし、すぐには
傷まないから大丈夫」と、言われ何とも言えない気分を味わったことがある。

 家族間ならば賞味期限切れの材料を使用してもなんら問題はない。しかし、