この時期になると多くの書店で並べられるのが来年の暦です。最近は日付を見るだけのカレンダーが主流になってきているようですが、色々な暦注(れきちゅう)がついて一冊の本になっている暦もまだまだ人気があるようです。

 暦注とは、暦につけられた「大安」「仏滅」や、「一白水星」「二黒土星」等のその日の吉凶を表したものです。

 この暦注の多くは古代中国で誕生した陰陽五行(いんようごぎょう)という思想から生まれ、発展してきました。この思想の影響は暦注だけでなく、私達の生活スタイルのあらゆる所にみられ、節句等の年間行事や様々な芸道、昔話などといった今日の日本文化に深く根付いています。

 そんな様々な捉え方がある暦についてこれからこのコラムでお話したいと思います。