十干十二支を組み合わせた六十日の中で、五行(木火土金水)が同じ気の比和(ひわ)という関係になる日があり、その中の八つの日が壬子(みずのえね)から癸亥(みずのとい)の十二日間に集中しています。この比和の集中する十二日間を暦では「八専」といいます。

 この八専は十干と十二支が同じ気である為、気が偏り易いとされ吉はますます吉に、凶はより凶になると考えられていました。しかし、その後凶の事ばかりが強調される様になり、万事物事を控えるべき時とされたのです。

 また、天気の占いでも使われ、八専は雨が多い期間とされました。これは八専が水の気で始まり、水の気で終わることからきたのでしょうが、そのため農家では特に気にしていたということです。