十干と十二支の六十個の組み合わせの中で、よく耳にする組み合わせは、丙午(ひのえうま)ではないでしょうか。

 江戸時代、丙午年生まれの女性は「男を食いつぶす」等といった物騒な噂がとびかいました。

 これは、五行で丙は火、午も火となっているので、この年生まれは火の勢いが強く、気性が激しいとされたそうですが、本来は情熱的とした方がよいでしょうし、女性に限った事でもありません。

 何故そんな噂が出たかと言えば、有名な「八百屋お七」の話がもとになっています。実際お七は丙午生まれではないのに、浄瑠璃でその様に語られた事から丙午の女性は怖い、と言う迷信ができたようです。最近まで根強くあったようですが、今となっては根拠のない迷信の一つです。