前回、旧暦での閏月による季節の調整についてお話しましたが、まず旧暦の四季の分け方について説明します。

 旧暦では一~三月が春、四~六月が夏、七~九月が秋、十~十二月が冬となります。閏月がこれらの季節のどこかに入る事により、一年の気候は変動してしまいます。しかし、この変動が季節の調整となり日本の気候とほどよく合ってくるのです。

 例えば、旧暦の夏である四月に閏月が入ると、夏が四ヶ月あることになり猛暑の年となります。また、八月に入ると残暑が残り秋が長くなります。そしてどこであろうと旧暦で閏月が入る年は、新暦では秋冬がずれ込み新年を越えてから冬本番となる傾向があります。これがその年の実際の気候と不思議に符号しているのです。以下次回に続く。