絵馬に願い事を記して奉納すると願い事 が叶うといわれている。干支など様々な絵柄があるが、これを絵馬と称するのは、元は馬の絵が描かれていたからである。

馬は高貴の乗り物であり、仏神の乗り物として馬を捧げると無量の功徳を得ることができるとされていた。特に青馬は争い事や病気などを鎮める力を授 かり、赤馬は商売の繁盛や物事の隆盛を祈るに貢献大きいとされていた。しかしながら馬一頭を奉納することなど、一般の者にはとてもできることではなく、そ こでせめて絵に描いた馬を捧げようとしたのが始まりといわれる。絵に描いたものでも、馬を奉納する気持ちが大切だ。

いずれにしても、願いを自身の手で書き、仏神に相対してその面前で自ら至心に絵馬を捧げるということは、信仰の原点であり、その功徳の絶大なるこ とは言うまでもない。