お寺に行く時に持っていくものはと聞か れて、真っ先に思い浮かぶのが数珠だろう。

 数珠の起源はキリスト教で用いられるロザリオやイスラム教のミスバハなどと同じで、お釈迦様の国インドから始まったものであり、元は祈りの回数を 数えるための道具であった。

 元来同じ物が、東では数珠、西ではロザリオなどと呼ばれるようになった事は興味深い。

 数珠は通常百八の珠からなり私たちの煩悩を示しているという。他宗では珠の数が五十四や四十二などの略式の数珠を使うこともあるが、日蓮宗では僧 侶も信徒も本式の数珠を用いる。

 なお、数珠の用い方については後日を期したいが、ただ一心にお題目を唱え、数珠を繰り返し数えれば諸々の煩悩を除き、仏様のご加護を頂ける。

 たとえ観光でお寺へ行く時でも数珠は持っていきたい。