アメリカから日本に来て二年目の日蓮宗僧侶、金井ダグラス勝陀です。これから何回かに分けて、アメリカ人から見た仏教について書いてみます。

 まず、アメリカ人に仏教の考え方を伝えるのは大変難しいことです。例えば日本で一般的な「先祖供養」もアメリカではなじみがありません。

 キリスト教社会のアメリカでは、自分が生きている間に悪い行いをすれば地獄に、良い行いなら天国に行きます。キリスト教では死んだ後にお祈りをしてもこの結果は変わらないので、すでに天国にいる先祖にお祈りをする事もないですし、地獄に落ちてしまったら、悲しいことですが、仕方ないと考えるのです。

 そんなアメリカでご先祖の大切さを知ってもらうためにはどうすればいいのでしょうか。次回に続きます。