法話(毎月更新)

真如寺の僧侶が毎月交代で法話を書いております。何気ない日常にある法華経の教えを感じて頂ければ幸いです。

「おばあちゃん、私もやってみたーい」

  私が筆を使って、お便りを書いているときです。孫がそばにやって来て、筆を使っている私の手元をじっと見ていました。

「じゃあ、これに書いてごらん」

 私は嬉しくなって、筆とこれから書こうとしていた用紙を一枚渡しました。すると、小さな紙に名前をひらがなで、幅いっぱいに大きく書いていました。はじめて筆を使うのですから、鉛筆のように

 「天賦の才」という言葉があります。天が与えたかと思うような生まれながらに備わった優れた才能のことです。

 学生時代、勉強は学年トップ、スポーツ万能、更にイケメン。そんな友人がいました。私は憧れと同時に強い嫉妬心を持っていました。皆さんもそんな経験ありませんか。

 この羨望嫉妬の心は常に私の心を苦しめ続けていたのです。そんな思いに対して「人は優劣ではない。みんなちがってみんないい

蔵を整理していたら先代の原稿が出てきたので、今月は先代日法上人の原稿をご紹介します。

 

「まずは他に笑顔を」 日 法

 日蓮聖人は「上野殿御返事」に「花は開いて果となり、月は出でて必ず満ち、燈は油をさせば光を増し、草木は雨ふればさかふ、人は善根をなせば必ず栄ふ」とお教え下さっている。

 即ち、私たちが光を増すような人生を送るには善根を尽くさねばならぬ、とおっしゃっ

「卒業十周年記念旅行をやろう!」
 久しぶりに大学の同期数名で集まった居酒屋談義でのこと。K君のこの提案はほろ酔いの私達の賛同を得て即時に可決された。いい調子で酒がすすむ。幹事役から場所や日程までを話し合い大いに盛り上がった。 その帰りの電車で、ふと我に返ってこの記念旅行について思いを巡らした。