法話(毎月更新)

真如寺の僧侶が毎月交代で法話を書いております。何気ない日常にある法華経の教えを感じて頂ければ幸いです。

 祖父の代から食堂を営むYさんの店は、近所に役所や警察署などもあるため、昼時ともなれば出前の電話が鳴り止まないほど商売は順調でした。ところが、支店を出すまでになった店の経営も、ファミリーレストランや弁当業者が街に進出してくるにつれ、今までの様に商売が出来なくなってきていました。

 そんな時、阪神大震災で被災し、本店での営業が出来なくなりました。本店を閉鎖し、支店で家族だけでの営業とな

 この夏、爽やかなお話を聞いた。今年金婚式を迎えたMさんは、五十年間連れ添ったご主人やお孫さんまで、一族そろって信州へ親族旅行に出かけた。その途中、ご子息たちの案内で、しゃれた洋風の建物に入った。そこにはウェディングドレスが並んでおり、

「おばあちゃん、どれがいい?」

 孫娘が聞いた。

 ああこの子も近く結婚することになったのか、と納得しながら、これはどう

 私が東京にいた頃、自称江戸っ子の友人が目を輝かせて「もうすぐ御会式、楽しみだね」と一言。

 秋になると血が騒ぐのだという。

 日蓮宗徒でもなく、普段話していても宗教に関心があるようには見えない。何故こんなにはしゃいでいるのかどうも判らなかった。

 気になったので詳しく聞いてみると、池上本門寺の御会式の事を言っているようだと解かった。
 

 辞典で「幸せ」を引くと「仕合わせ」とも書くと出てきます。これは運命のめぐり合わせという意味で、昔の人は、良くも悪くも運命のめぐり合わせを「仕合わせ」と呼んだそうです。確かに日々の生活の中で良いめぐり合わせばかりでないということは私たちもよく理解していることです。

 昔から八月朔日(一日)のことを略して八朔(はっさく)と呼んで、元旦についで特別な日とされた。

 旧暦八月一日は今の八月下旬から九月上旬にあたり「二百十日」「二百二十日」と並び、農家の三大厄日の一つであった。この頃は台風が来襲する時期として警戒された。台風により黄金色に実った稲穂が被…