法話(毎月更新)

真如寺の僧侶が毎月交代で法話を書いております。何気ない日常にある法華経の教えを感じて頂ければ幸いです。

 新聞やテレビを見ていますと、毎日、汚職・贈賄・詐欺・強盗・暴行・殺人などの事件が取り上げられております。皆様、今日のご時世をどう思われますか。 社会は乱れ、人心は荒廃し、まさしく末法悪世の様相を呈しています。はたしてこの世に安らぎというものがあるのでしょうか。

 宗祖日蓮大聖人は、四條金吾殿御返事のお手紙の中で、「一切衆生、南無妙法蓮華経と唱える外の遊楽なきなり。経に云く〈衆生の遊

 新聞記事によると、振り込め詐欺による被害が上半期だけでもおよそ一六七億円になり、過去最悪のペースになっています。警察の厳しい取締りにも拘らず、だましの手口も巧妙になり被害は一向に減らないというのです。簡単なトリックのようですが、人間心理の弱点を熟知している悪者は肉親への心配や不安を武器にして使ってきます。冷静な判断ができなくなって、気が付いた時にはすでに大金は手元にはありません。

 ある日、家の戸締まりを任されて出かけることになった。家の留守をたのんで出かけるのと、自分が最後に確認して出かけるのでは天と地ほど違うことに改めて気がついた。

 ガスの元栓は閉めたか、石油ストーブは消したか、部屋の電気は消したか、これらを確認し、最後に施錠をして出かける。出かけて間もなくストーブの火を消したかどうか確認をするために戻ることもしばしばであった。出かけていても自分の不注意

 秋の味覚の代表=栗。その種類は、野生種から栽培種まで数多くある。中でも銀寄(ぎんよせ)という種類の栗は一個二〇グラムを超す大きな実で、品質の高さは全国的に有名である。

 この銀寄、江戸中期の宝暦三年(一七五三)現能勢町倉垣の人がたまたま発見したという。これを増殖して隣国丹波の亀山に出荷したところ大変よく売れた。そのためお金(銀)を寄せるという意味から「銀寄」と呼ばれるようになったそ

 秋といえば食欲の秋、とは言うものの慌ただしい毎日を送る私たちにとって、ゆっくりと食事を楽しむ機会は少なくなっています。味わって食べるより、手軽にすばやくが今の食における流行かもしれません。

 先日私は、池田市にあるインスタントラーメン発明記念館へ行ってきました。お湯を注いで三分で美味しいラーメンが食べられる。カップ麺は私も日頃からお世話になっています。記念館では即席麺の発明に到るま