山のたより

能勢家文書

「信友」の「山のお便り」欄の記事を掲載しております。

 富士宮市は焼きそばで有名ですが、ここに焼きそばがあることが「発見」されたのは最近のことらしいです。

 元々焼きそばは盛んだったのですが、町おこしの一環としてアピールしたところ、話題になって全国から続々と観光客が来るようになったそうです。

 近くて見えない事も少し離れて広い視点で見れば新しい発見になります。

 翻って、永遠の時間を持つ仏様は想像も出来ないような広い視野で

 梅がやっと咲き始めようとしている頃、デパートになんと桜が飾ってありました。

 温かい南国でハウス栽培でもしているのかと思いきや、産地は東北の山形県とのこと。

 寒い地方で一足早く冬を体験させてから暖めてやることで冬に咲くのだそうです。

 温かい春だけでは駄目で、寒い冬があって初めて咲くのです。

 大聖人は法華経を信じる人は冬のようだ。冬が必ず春となるよう

 赤く綺麗な紅葉も冷たい風が吹く季節になると一斉に散り始め、掃いても掃いても次々と落ち葉が降り積もって、掃除をする身としては本当に大変です。でもここで地道に頑張れば、お詣り下さる方にも仏様にも気持ちよく新しい年を迎えて頂くことができます。

 地道に頑張ると言えば、日蓮聖人も火のように派手に燃えてすぐ消える信仰よりも、水のように引くことなく信じることが尊いとおっしゃっています。

 先日、京都三大祭の一つ、時代祭がありました。明治から平安時代まで各時代の衣装を着て約二千人が都を歩く華やかな祭りです。

 この盛大な祭り、実は市民のボランティアに支えられているとのこと。準備の大変さは想像に難くなく、頭の下がる思いです。しかし、その事はあまり知られていません。

 もっと身近な普段の生活でも、誰かの為に頑張っているけど気づいてもらえない時があります。

 

 先日、アメリカの大手証券会社が破綻しました。一方で公的資金が投入され救われた会社もありました。

 一体どこで線引きがされたのでしょうか。

 ある雑誌によると破綻した方の企業は「強欲」と呼ばれ、詐欺すれすれの証券を大量に発行し、訴訟も多数抱えていたそうです。

 振り返って、私たちがお釈迦様に救って戴く為にはどのような生き方をすれば良いのでしょうか。

 勉学