お彼岸を過ぎると桜のニュースを目にする機会が増えてきます。

 桜が咲き始めると、冬の間はほとんど変化のなかった山の景色がうそのように一変します。毎日めまぐるしく変わっていく様は見ていても壮観です。また数日ではらりと散る様は何とも潔く、それが心に諸行無常の思いを起こさせます。

 諸行無常という言葉はどこかはかなく響きますが、物事は常に変化しているというシンプルな事実を示す言葉でもあります。この変化する世界を楽しむのもまた仏教らしい生き方と言えるのではないでしょうか。  U.K