気立て・こころねのこと。ド根性などと、困難にもくじけない強い性質、何事にも負けずに努力を続ける気力といった意味にも使われる。 もとは仏教語で、仏の教えを受け…
仏教まめ辞典
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コラム 増上慢(ぞうじょうまん)
心の驕(おご)りたかぶりのこと。まだ悟りを得ないのに得たと思い上がることをいう。 慢とは、他人と比較して、自分が優れていると思いこみ他を軽蔑する心の働きをい…
コラム 竜(りゅう)
辰年もひと月が過ぎたが竜のお話しを。 西洋のドラゴンは悪竜で英雄に退治される話が多い。我々に馴染みがあるのは中国の竜で、大蛇に似た身体に八十一枚の鱗、二本の…
コラム 縁起(えんぎ)
吉凶の前兆、きざしとして一般に使われることが多い。たとえば不吉な言葉や行動に気をつけることを縁起を担ぐなどと言う。 このように、迷信や俗信と同じように用いら…
コラム 数珠(じゅず)
お詣りするとき手にかける仏具で、お題目を唱えるときなどに欠かせないものである。 もとはインドのバラモン教で呪文や陀羅尼を唱えるとき数を数えるための道具として…
コラム 道具(どうぐ)
大工道具、家財道具など、器具の総称をいい、日常生活で広く使われる言葉だ。広辞苑に「仏道修行の用具。仏具」とあるように、もとは仏教用語で『仏道修行に具(そな)え…
コラム 知識(ちしき)
本来は仏教語で、サンスクリット語の友人を意味するミトラの漢訳語である。漢語の「知識」には友人・知人という意味があったのでミトラの訳語としたのだが、元々「知識」…
コラム 一蓮托生(いちれんたくしょう)
古い時代劇。追い詰められた悪党の決まり文句が「こうなりゃあ一蓮托生だ。みんな揃って冥土へ……」。 一般には、最後まで運命を共にすることをいい、多くは悪いこと…