法話(毎月更新)

真如寺の僧侶が毎月交代で法話を書いております。何気ない日常にある法華経の教えを感じて頂ければ幸いです。

 四月になり、随分と春らしい陽気になってまいりました。この季節は年度替りということで入学、入社など新生活をスタートさせる人も多い事でしょう。新たな気持ちになるこの季節にはぴったりです。

 新生活といえば、実家を出て一人暮らしを始める方もいると思います。一人暮らしを始める時は、嬉しさや希望といった何かワクワクした気分になるものです。

 先日新聞に、一人暮らしを始めた人のア

 「暑さ寒さも彼岸まで」の諺のように、厳しい冬の寒さから抜け出して、ようやく陽射しにも春を感じられるようになってくると、国民的行事とも云えるお花見を楽しみに待っている方も多いことでしょう。

 民間の気象会社から発表された情報によると、今年の近畿地方の桜の開花予想日は、例年の三月三十日よりすこし早くなる見込みだそうです。

 満開の桜は、老若男女を問わず、多くの人々を幸せな

 大阪のオバチャンはいつも飴を持っている。

 そんな話をテレビで聞いた。「本当かな?」「何で飴なんか持っているんだろう?」

 家では誰もそんな習慣がないので、大笑いしたものである。でも、その後これもたしなみのうちなのだと納得することになった。

 コンサートを聴きに行った時のことだ。空気が乾燥していることもあって、咽がいがらっぽくなり、とうとう我慢できずに咳き込み始めた。ハンカチを口に

「これ、両替できますか」と、千円札を出された。

「百円玉、十枚でいいですか」と尋ねたら、
「五円玉を入れてもらえたら有り難いんだけど…」

「五円玉ねぇ、申し訳ないけど十円玉しかないんですが、それでいいですか」
「五円玉、無いんですか」と、残念そうな顔。

 隣で受付していたNさんが見かねて言った。

 今月三日は節分です。
節分が明ければ立春となり、実感出来ませんが暦の上ではもう春となります。

 年賀状の挨拶に「新春」「初春」と書く様に、旧暦では春を一年の始まりとしていました。節分は、正月気分からもう一度気を引き締め、決意を新たにする良い機会です。

 また節分といえばやはり豆まきでしょう。